【枕なしのデメリットとは？】枕なしは健康にいいは嘘？寝具ソムリエが徹底解説！

最近、こういう噂が広まっています。
日々の健康に注意している人は聞いたことがあるかもしれませんね。

今は枕を使って寝ているけど、肩こりがするし、寝つきも良くないし、
私って枕ないほうが体が楽になるんじゃないかな…

…と考えて悩んでいるそこのあなた！

ほとんどの人にとって、枕なしは健康にマイナスなんです！

肩こりや寝つきが悪い原因は、ほとんどの人の場合、
自分に合う枕を選べていないだけなんだ！

なので噂を信じて、枕なしで寝たら、
肩こりはもっと酷くなり、様々な健康被害にあう可能性が…。

ひどい目にあう前に、自分が枕なしで寝ても大丈夫な身体か調べよう！

この記事を読めば、こんなことが分かります。

5分程度で読めるので、最後までお付き合いいただけると幸いです。

枕なしは健康に影響が出る？

結論から言いますと、枕なしで寝た場合の健康の変化は、
人の体質や睡眠環境によって変わるんです。

あれ？てっきり「絶対に悪いです！」って言われるのかと思った

確かに大半の人は健康が悪くなってしまうんだ！
でも時々大丈夫な人がいるんだよ！

枕なしが身体に様々な影響を起こすことは確かです。

ただ条件が揃えば、ごく少数の人限定で枕なしで寝ても大丈夫なんです。

枕なしでも大丈夫な人…、条件とは何なのか詳しく解説するぞ！

枕なしで寝ても大丈夫な人の条件

枕なしで寝ても大丈夫な人の条件は、全部で3つあります。

2つは体質、1つは寝具の条件だね！…でもどうしてこの3つなの？

大丈夫！1つずつ解説しよう！

1.後頭部が平ら(絶壁頭)

1つ目の条件は、後頭部が平ら(絶壁頭)な人です。

後頭部が絶壁の人はマットレスとの接地面積が大きく、頭が安定して支えられ、
広い面で荷重を分散できるので、枕なしでも苦がなく寝ることができます。

また別の理由として、
後頭部と首の隙間を沈み込みにより、埋められやすいのも関係しています。

本来だと後頭部と首の隙間を枕で埋めることで、
快適に寝るのが理想なんだけど、
後頭部が絶壁な人はそれが枕なしでも可能なんだ！

人の理想的な寝姿勢は、立った状態の姿勢でそのまま横になることと言われています。

引用画像：日本睡眠科学研究所

一般的に枕なしだと、首の後ろに隙間ができてしまい、立った状態の姿勢が保てないので、
首の隙間を埋めるために枕を使うことになるんですが、
後頭部が絶壁な人の場合、隙間はマットレスが埋めるので大丈夫なんです。

後頭部が絶壁って悩んでる人が多いけど、意外な発見ね！

でも後頭部が絶壁な人が全員大丈夫なのかと言われると、そうでもないんだ！

枕なしでも大丈夫な程、後頭部が絶壁の人はごく少数です。

ほとんどの場合、頭を安定して支えられるほどの安定感にはならないので、
後頭部が絶壁でも身体に異変を感じたら、枕なしはすぐにやめましょう！

自分が絶壁がどうか分からない時は、行きつけの美容師さんに聞いてみるのがいいぞ！

2.寝返りが少ない

2つ目の条件は、寝返りが少ない人です。

寝返りが少ない人は横向き寝が少なく、一晩仰向け寝でも平気な人が多いですが、
枕なしの場合、この体質の人は首に負担を与えないという点で、非常に重要なんです！

枕なしで横向き寝をした時、肩の高さで首が傾いた状態になります。

首が傾いたままの状態だと筋肉に負担を与えて、肩こり・首こりの原因となり、
元から肩こりに悩まされている人だと、悪化してしまう可能性が…。

ずっと仰向け寝でも大丈夫！という人は、
枕なし睡眠に向いているかもしれませんね！

肩こりが悪化するなんて嫌！！枕なしにする時は寝返りしないようにするわ！

ちょっと待って！意識してても、寝ちゃったら寝返りはしちゃうよ！
無理せず、枕を使おう！

意図的に寝返りを減らすのは無理です！
寝返りが多いという人は、自分に合った枕を探してみてください。

枕選びのポイントは後で解説するぞ！

3.柔らかいマットレスを使用している

3つ目の条件は、柔らかいマットレスを使用している人です。

柔らかいマットレスは横になった時、身体の形に沿ってしっかり沈み込んでくれます。
枕なしの場合、首とマットレスの間も埋めてくれるので、
安定して寝ることができるんです。

通常は横になると、首とマットレスの間に隙間ができるので、
その隙間を支えるために枕がありますが、
柔らかいマットレスなら隙間そのものが無いので、枕なしでも大丈夫になります。

柔らかいマットレスなら、探して買えばいいわね！

そうだね！でも時々こういう場合もあるから、注意しよう！

ここまで枕なしで寝ても大丈夫な人の条件を解説いたしました。

ですが最初にも言ったように、条件に当てはまるのはごく少数の人だけ。
条件に当てはまっていない人が枕なしで寝ると、デメリットが起きてしまいます。

デメリットはどんなものなのか？こちらも詳しく解説しますね。

枕なしをした場合のデメリット

枕なしで寝た場合、ほとんどの人はデメリットが大きいです。

身体に以下のような異変が起きたら、すぐに枕なしはやめましょう！

簡単に纏めたけど、これだけのデメリットがあるんだ！
枕なしにこだわりが無いなら、枕を使ってほしい！

全部健康被害になるわね…。
これだけのデメリットが起きるなら、ちゃんと枕を使うわ…

ストレートネックに効果がある？

最近枕なしで寝れば、
ストレートネックに効果があるって話を聞いたんだけど、実際効果ってあるの？

枕なしで寝た時、首が伸びて良いという話がありますが、
それは枕なしでも大丈夫な人に限ります！

デメリットの時と同じで多くの人の場合は、
首の痛みや肩こり、首のしわなどを更に悪化させる原因になるので注意が必要です。

枕なしで大丈夫な人は効果があるかもしれないけど、
そうじゃない人は病院に行って相談した方がいいぞ！

どうしても試してみたい時は、必ず首や肩の様子を気にしてください！
少しでも異変を感じたら、枕なしはやめましょう！

枕選びのポイント

枕なしについて色々解説いたしましたが、
ほとんどの人はやはり、枕ありの方が健康にいいです。

でも自分に合った枕を探すのは難しい…。
そんなあなたのために、ここでは枕選びのポイントを解説します！

重要なのは3つです。

上記の3つのポイントが枕選びで重要になります。

分かりづらいと思った人は、自分の頭と首にフィットして、
寝返りしやすいと考えれば、自分に合った枕が見つけやすいぞ！

なるほどね～。そう言われれば難しく考えなくてもいいかも！

3つのポイントについて、更に詳しく知りたいと思った方は、
関連記事を参照してみてください！

まとめ

今回は枕なしで寝ることについて、健康はどうなのか？
枕なしで寝てもいい条件とは？デメリットは何なのか？
枕選びのポイントも併せて解説いたしました。

この記事であなたの睡眠がより良くなることを祈っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！