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寝具ソムリエほか資格5種保有。枕に30万円以上を費やし、あらゆる枕で寝まくる枕の変態、しょうやです! 詳しいプロフィールはこちら枕って、実は1回使ったあとでも、なんと定価の9割以上で売れることも! 「新しい枕、高いやつ買って失敗したらお金もったいないし、安いので妥協しよ」そんな体に優しくなさすぎる妥協から解放される、意外な真実。 これさえ知ってれば、見た目は価格が高くても、体が劇的にラクになって毎日グッスリ、本当の意味でコスパ最高の枕を迷いなく選べて、毎日ノンストレス生活へ直行です。 >>【寝具ソムリエ直伝】最高コスパの枕買い物術&使った枕の高値売却術!
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あなたは「ふと気づいたら、枕が黄ばんんでた…」、という経験をしたことはありませんか?
枕カバーをつけて綺麗に使っているつもりでも、毎日使う枕には目に見えない汚れが付着してしまうんです。
この記事では、そんな枕についた黄ばみの洗い方や、原因、お手入れ方法などを詳しく解説していきます!
また、記事の中では、
- 枕の素材別の洗い方や干し方
- 枕を清潔に保つ方法
などの情報を知りたい方に向けての、ポイントも紹介しております。
興味のある方は是非、ご覧ください。
- 枕についた、黄ばみの洗濯方法がわかる
- 黄ばみの原因が分かる
- 黄ばみを付きにくくするための、日頃のお手入れ方法が分かる
枕の黄ばみついて、悩んでいるあなたのお力になれると幸いです。
それではまいります。
※目次の気になる場所をタップすれば、その場所から読めます。
Contents
枕の黄ばみを落とす前に、知っておきたい3つのポイント
まず、これから黄ばみを落とす前に、知っておきたい3つのポイントをしっかりおさえておきましょう!
- 代表的な黄ばみの原因5つ
- 黄ばみが元で病気になることもある
- 【補足】洗濯できる枕かどうかを確認する
だから、まずはそこから説明していくぞ!
黄ばみ=汚れが酸化(=空気に触れて乾いた状態)したもの
(実際こんなに黄ばんでいました)
①枕の黄ばみの代表的な5つの原因とは?
- 皮脂
- 寝汗
- よだれ(唾液)
- 濡れた髪の毛
- 洗い残った洗剤
- [皮質]
皮膚の脂のこと。特に睡眠時は頭や首、顔の皮膚から多くの皮脂が分泌される。
→枕に付いた皮脂が空気に触れる(=酸化)ことによって黄ばみができる。 - [寝汗]
睡眠中にかいた汗が枕に付着し、乾燥して変色したものが黄ばみになる。 - [よだれ(唾液)]
睡眠中の口呼吸によって唾液が枕に付着し、それがたまることで黄ばみになる。 - [濡れた髪の毛]
髪の毛が生乾きのまま寝ると、水分や洗い残ったシャンプーなどがダイレクトに枕に付着し、黄ばみやニオイ、カビの原因にもなる。 - [洗い残った洗剤]
枕を洗濯した時に、流しきれていなかった洗剤が枕に付着したまま、時間の経過によって黄ばみになる。
②黄ばみが元で病気になることもある!?
[黄ばみを放置すると]
雑菌の繁殖により、感染症やアレルギーによる肌荒れやかゆみ、最悪は雑菌が肺に入り肺炎になりうる
- 5つの黄ばみの原因とメカニズムは知っておこう
- 黄ばみの放置は雑菌の繁殖により、重大な健康被害もありえる
- 黄ばみのチェックと早い対処はとても大事
③枕を洗う前に…洗濯できるかどうか、必ず確認しよう!
(引用元:GUお問い合わせ)
枕の種類によってホントに様々な違いがあるので、洗濯の可否だけでなく、洗い方や乾かし方などの注意点もしっかり確認しておくことをおすすめします!
なぜなら、枕をダメにしないことも当然大事なことですが、正しくお手入れをするということが少しでも長く快適に枕を愛用するためのコツです!
洗濯ができる枕、できない枕の素材の違いについて
- ポリエステルパイプ
- 高反発ファイバー
- プラスチックボール
- ポリエステルわた(※)
※中には洗えない素材もある
「洗濯できる枕の黄ばみ落としの方法」についての記事がありますので、読みたい方はこちらをクリック⇛洗濯できる枕の場合
- 高反発ウレタン
- ダウン・フェザー
- そばがら
- 低反発ウレタン
- ラテックス
- ポリエチレンビーズ(※)
※中には洗える素材もある
「洗濯できない枕の黄ばみ落としの方法」についての記事がありますので、読みたい方はこちらをクリック⇛洗濯できない枕の場合
※あくまで参考程度です。洗濯表示に従ってくださいね。
- 洗濯表示タグで洗い方の他に、注意点などもしっかり確認しよう!
- 洗濯を失敗すると、最悪枕が死ぬかも…注意しよう!
パターン別、枕の黄ばみを落とす洗い方とは?
誰もが夢見る真っ白な枕。ここからは黄ばみをスッキリ落とす方法をパターン別にご紹介します!
ちなみにここで紹介する方法は、枕、枕カバー共通ですので好みに合わせてやってみて下さい!
パターンA:洗濯できる枕の場合
- 「温浴ホワイトニング」戦法!
- 「手洗い」戦法!
①「温浴ホワイトニング」戦法!
まずはこれを準備しましょう↓
- 枕が入る大きさの桶やタライ
- 酸素系漂白剤
- 粉末洗剤
- ちょっと熱めの50℃くらいのお湯
- [枕を浸す]:桶またはタライを使い、約50℃くらいのお湯を枕が浸かるくらいまで張る
- [溶液を作る]:先ほどのお湯1Lに対して粉末洗剤5g+酸素系漂白剤5g(cc)をよく混ぜて溶液を作る(※若干普段の洗濯時より濃い目です)
- [つけ置き]:30分から1時間そのまま浸けておく
- [洗濯]:黄ばみが取れたら、そのままネットに入れ、ソフトまたはドライコースで洗濯機で洗う
- [乾燥]:枕を手で軽く叩きながら形を整え、適した干し方で完全に乾かす
適温が50℃以下の表示がある場合は、枕にあった温度のお湯にして、つけ置きする時間を1~2時間長くする
- 水ではなく「お湯」を使う→皮脂成分が分解されやすくなる
- 粉末洗剤を使う→液体に比べて洗浄力、漂白力が強い
- 洗濯表示タグを確認→色柄物の場合は、漂白剤による色落ちに注意
②「手洗い」戦法!
まずはこれを準備しましょう↓
- 枕が入る大きさの桶やタライ
- 酸素系漂白剤
- 粉末洗剤
- 30~40℃くらいのお湯
- [枕を浸す]:桶またはタライに30~40℃くらいのお湯を枕が浸かるくらいまで張る
- [溶液を作る]:先ほどのお湯2Lに対して粉末洗剤5g+酸素系漂白剤5g(cc)をよく混ぜて溶液を作る
- [つけ置き]:30分から1時間程そのまま浸けておく
- [押し洗い]:黄ばみがなくなるまで、両手でゆっくり押しながら洗う
- [すすぎ]:洗剤の泡や濁った水がなくなるまで、水を替えながらしっかりすすぐ
- [脱水]:枕をネットに入れて洗濯機のソフトコースなどで脱水する
- [乾燥]:枕陰干し、または天日干しで完全に乾かす
- 水ではなく「お湯」を使う→皮脂成分が分解されやすく黄ばみが落ちやすい
- 粉末洗剤を使う→液体に比べて洗浄力、漂白力が強い
- 洗濯表示タグを確認→色柄物の場合は、漂白剤による色落ちに注意
- ゴム手袋を使う→漂白剤での手荒れ防止のため
- 専用の枕ハンガーや洗濯ネットを使う→型崩れ防止、乾燥時間の短縮にもなる
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洗濯をした後は…必ず枕を干そう!
黄ばみを落とした後は、必ず枕を干して、清潔感を保つようにしましょう!
- 天日干し…直接、日光に当ててOK
- 陰干し…直射日光が当たらない、風通しの良い場所のみOK
- ポリエチレンパイプ
- ポリエステルわた
- そばがら
- コルマ素材
- 低反発ウレタン
- 高反発ウレタン
- 高反発ファイバー
- ラテックス
- 羽根
- ビーズ
パターンB:洗濯できない枕の場合
①タオルを使った「部分洗い」
- タオル2枚
- 粉末洗剤
準備ができたら、以下のように、部分洗いをしていきます。
- [洗浄液をつくる]
粉末洗剤を10倍くらいに薄めたお湯(30~40℃くらい)を作る - [タオル]
先ほどの洗浄液にタオルを浸し、しっかり絞る - [叩き洗い]
枕の表面の黄ばみを狙って叩くように拭く - [水拭き]
先ほどのタオルをよくすすぎ、硬く絞って、枕についた洗剤を拭き取るように拭く - [乾拭き]
もう1枚の乾いたタオルで乾拭きする - [乾燥]
枕干しネットなどを使い、風通しの良いところで天日干し、または陰干しする
ちなみに、枕干しネットがひとつあるだけで、めんどくさくてついサボってしまいがちな枕干しのハードルが劇的に下がります。
これは、ハンガーひとつで他の服などと一緒に干せるタイプのネット。省スペースで便利です。
めんどくさがりのぼくにとっては、欠かせないアイテムです。
②重曹スプレー
- 柔らかめのタオル
- 重曹
- スプレーボトル(100均のもので十分)
準備ができたら、以下のようにスプレーをしていきます。
- [洗浄液をつくる]
お湯(30~40℃くらい)200mlに重曹小さじ2杯を混ぜて、スプレーボトルに入れる - [スプレーする]
黄ばみを狙ってスプレーをして、5分程待つ - [乾拭き]
先ほどスプレーしたところを、乾いたタオルで乾拭きする - [乾燥]
枕ハンガーなどを使い、風通しの良いところで天日干し、または陰干しする
③プロのワザ「クリーニング」に出す
黄ばみよさらば!日常メンテナンス術4選!
最後は黄ばみを防ぐためのメンテナンス方法を4つご紹介します!
黄ばみがついてしまったら、今まで紹介してきたような方法で落とせばいいんですが、なるべくなら黄ばみを作りたくない、そんな日常のケア方法のご紹介です!
- 枕カバーをこまめに洗濯する
- 枕を干す
- 重曹スプレーをする
- 布団クリーナーを使う
①枕カバーをこまめに洗濯する
- よく汗をかく夏場なら毎日、冬場でも3日に一度は洗濯(交換)しましょう
- 数枚のカバーを使いまわしすると楽チン
- 防水、抗菌機能のある「枕プロテクター」などを使うもの効果的
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②枕を干す
- 天日干し…直接、日光に当ててOK
- 陰干し…直射日光が当たらない、風通しの良い場所のみOK
- ポリエチレンパイプ
- ポリエステルわた
- そばがら
- コルマ素材
- 低反発ウレタン
- 高反発ウレタン
- 高反発ファイバー
- ラテックス
- 羽根
- ビーズ
- 午前中の天気の良い日に、3~5時間ほど、週一回を目安に干す
- 天日干しのメリット:紫外線による殺菌や防臭効果や、ふかふかになる。
- 陰干しのメリット:直射日光で枕を傷めることなく、風を当てることで、枕内部の湿気を除去できる。
③重曹スプレーを使う
④布団クリーナーを使う
専用の布団クリーナーを使うと表面だけでなく、枕内部の除菌もできてとても効果的!
布団クリーナーをお持ちでない方は、布団用のノズルをつけた掃除機をかけても綺麗になります。布団クリーナーは週1回を目安に行うようにしましょう。
枕にとれない黄ばみが増えてきたら…買い替えも検討しよう!
一般的な枕の買い替える時期は、
- 綿、羽毛、低反発ウレタン素材は2〜3年
- パイプは2〜4年
- ポリエステルは1年程度…
など、どの種類の枕も基本的に2~3年が目安といわれています。
枕が寿命を迎えてしまうと…
- いくら手入れをしても、取れない汚れが蓄積してしまう→衛生的ではない!
- 反発力や柔らかさが低下してしまい、寝心地が悪くなる→寝ている時に、疲れが取れにくくなってしまう!
もしも今愛用している枕に、とれない黄ばみが増えてきたら、思い切って買い替えも検討してみよう!
まとめ
[黄ばみの知識]
- 5つの原因と黄ばみのメカニズムを知る→黄ばみに勝つ!
- 黄ばみの放置→重大な健康被害もあるので、見つけ次第早い対処をする。
- 「洗濯表示タグ」→枕をダメにしないためにしっかり確認する!
[黄ばみの落とし方]
- 洗える枕:温浴ホワイトニング→「お湯+粉末洗剤+漂白剤」が黄ばみには効果大。
手洗い→手間がかかる分、しっかり自分の目で確認できる - 洗えない枕:用途にあわせて「部分洗い」「重曹スプレー」、最終手段は「クリーニング」
[日常のメンテナンス術]
- 枕カバーのこまめな洗濯→毎日~3日を目安に、数枚のカバーや枕プロテクターを活用する
- 干す→枕に合った干し方で、天気の良い日に3~5時間が目安。
- 重曹スプレー、布団(枕)クリーナー→簡単で効果もそれなりにあるし、衣類や布団にも使える。
サイト管理人プロフィール
- 名前:しょうや
- その正体:普段は普通のデスクワーカー、しかし裏では枕を愛し枕に命を懸けた枕の変態として活躍中
- 保有資格:寝具ソムリエ、睡眠・寝具インストラクター、快眠セラピスト、安眠インストラクター、睡眠検定1級
- 趣味:枕に頭を乗せる、枕を抱きしめる、枕を眺める、枕に埋もれる、枕を肴に酒を飲む
- 覚醒のきっかけ:年中無休の肩こり首こり頭痛に不眠が、神枕のおかげで全消滅した
- 詳しいプロフィールはこちら →【プロフィール】枕の変態ができあがるまで
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