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【理想の枕の選び方】超シンプルな厳選ポイント1+3選!自分に合う高さ・硬さをどう選ぶ?

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枕変態しょうや
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  • 「今の枕、自分に合ってるのかよくわかんない…」
  • 「自分に合う枕って、どうやって選べばいいの?」
  • 「高さとか硬さとか素材とか、色々条件がありすぎてわけわかんない…」

「ぐっすり眠りたい!」「肩こりとかの痛みを治したい!}そう思って枕のことを考えたとき、誰もが疑問に思うのが、「自分に合う枕の選び方」じゃないでしょうか。

実はぼくも、枕を意識的に選ぶようになってから、最初にぶち当たった壁がこれでした。

大体、枕って考えなきゃいけない要素が多すぎるんですよね。

適切な高さ・硬さを選びましょう!自分に合った素材を選びましょう!
しょうや
それが自分じゃわかんないから困ってるんだよな…
枕を使ったときの首の角度は、5度~10度くらいがいいですよ!
しょうや
そんな細かい数字言われても…どこをどう測ればいいの?分度器でも使うの?

結局どうやって選べばいいんだか、ぼくにはさっぱりわかりませんでした。

そこで今回は、あなたが同じ目に合わないよう、
いろんな情報で迷子になったぼくが最終的に辿り着いた、「理想の枕選びの1+3条件」をご紹介します。

細かーいことは取っ払い、とにかくわかりやすさ重視で、あなたが今すぐにでも使えるよう、徹底的にシンプルな枕選びの条件を、たった1+3つだけに絞りました。

「1+」というのが気になると思いますが、要するに「枕選びの基盤となる大前提がひとつあって、それを理解したうえでの3条件」ということです。
もったいぶらずに結論をお話しますと、理想の枕選びの1+3条件は、これです。

理想の枕選びの1+3条件

大前提:自分の好みで選ばない!

↓そのうえでの3条件↓

  1. 首の後ろにすき間がない
  2. 寝転がったとき、目線が真上~ちょい下になる
  3. 寝返りがスムーズで、腰主導にならない

この条件で選ぶと、「素材が~」「高さが~」「硬さが~」と悩むことなく、いつの間にかあなたの体にマッチした枕を選ぶことができます。

ものすごく簡単にお伝えしていきますが、最後まで読んでみて理想の枕に出会えそうかどうか、決めていただければと思います、
では、順番にお話していきますね。

しょうや
先にちょっとネタバレしておくと、この条件から考えて典型的にNGなのは、「柔らかくてフィット感の強い、ふかふかの枕」など!
そういう枕、選んじゃってません?
とにかく理想の枕を知りたい方へ

選び方はともかく、今すぐ理想の枕を見つけたい方はこちらをどうぞ。
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理想の枕選びの大前提:「自分の好み」で選ばない!

  • 「枕は、触り心地がよくてふかふかしたやつがいい!」
  • 「寝た瞬間沈み込んでくれるフィット感が大事!」
  • 「自分はどちらかというと高めの枕が好きです!」

枕を選ぶとき、90%以上の方が「自分の好み」で選んでいると思います。

枕を触ってみたときの手触りや、試しに横になってみたときのフィット感などがよかった枕を、「自分に合った枕」として選ぶわけです。
あなたも今使っている枕は、そうやって選んだものではないでしょうか?

しかし、理想の枕選びの大前提は、これです。

理想の枕選びの大前提
自分の好みで選ばない!

かなりびっくりされたかもしれません。「好みで選ばずにどうすんだよ!」と。
しかし事実として、あなたが自分の「好み」で決める枕選びは、残念ながら十中八九、合わない枕選びを助長しています。

もしあなたが自分の好みで枕を選んでしまっていたら、今回お伝えする3条件から再度枕を検討してみることをおすすめします。
おそらく、毎日の睡眠がまるで違ったものになるはずです。

アキ
え、触った感じとかふかふか感とか、がっつり自分の好みで選んでたんだけど…
しょうや
気持ちはわかるんだけど、それはたくさんの人がハマる罠でっせ…

「好み」かどうかと、睡眠時の体への負担は全く別物!

ここで断言しておきたいのは、「自分の好み」と「睡眠時の体への負担」は、まるっきり別物であるという事実です。

多くの場合、最初に数秒触れるか、数分試しに寝転がってみるくらいで、「好き」かどうかは決まってしまいます。
ところが、瞬間的に快適だと感じる状態が、長時間の「睡眠」にも貢献してくれるかというと、それは全然話が違ってしまいます。

自分にとって「好き」だと思って選んだ枕、そのせいであなたの体は悲鳴を上げているかも。

好みの枕のNG例
  • 柔らかい枕が好き

→ 枕に頭が沈みこんでしまい、首が必要以上に反ってしまっていることで首に負担をかけ、かつ呼吸がしづらくなってしまっている可能性あり

  • 高めの枕が好き

→ 首が必要以上に前側に倒れてしまい、首に負担をかけ、かつ呼吸がしづらくなっている可能性あり

  • うつぶせ寝しやすい枕が好き

→ うつぶせ寝は首をねじりっぱなしで何時間もキープする、首に大きな負担となる姿勢。合っていない枕のために、身体がやむをえずうつ伏せを選択してしまっている可能性あり

もちろん、硬い枕でも低い枕でも、合っていなければ同じことです。

ここでいう「合っていない」とは、特に

  1. 首に負担がかかってしまっている状態
  2. 寝返りが打ちにくい状態

の2つのことだと思ってください。

この「首への負担」「寝返りの打ちやすさ」の詳細は、こちらの記事でお話していますが、ここではごく簡単な説明にとどめておきます。

  • 首への負担について

「首に負担をかけた状態で寝る」とは、「全身に繋がる神経の中枢部とも言うべき場所を、何時間も圧迫した状態をキープする」ということです。
首(頸椎)から全身に神経が繋がっているため、首に負担をかけるとその神経が繋がった場所に異常が現れるので、頭が痛い・肩が痛い・指先がしびれるといった、一見首と関係なさそうな症状まで現れることも。

  • 寝返りの重要性について

人間は、一晩に20回以上も寝返りを打つと言われていて、意識しなくとも必ず寝返りを打っています。
しかし、寝返りを妨げる枕を使っていると、寝返りのたびに「どっこいしょ」と全身に力を入れることに。
リラックスした快適な睡眠からは程遠い状態になってしまうのがイメージできると思います。

つまり、あなたが「この枕が好き!」と思っていても、

  • 「首に負担をかけていないか?」
  • 「寝返りを邪魔してないか?}

この観点で見ると、多くの場合、思いっきり首に負担がかかってるわ寝返りは打ちにくいわで、完全にアウトというケースが多数あるわけです。

アキ
「首への負担」「寝返りを打ちやすい」かあ……考えたことなかったなあ
しょうや
この2つは、理想の枕選びのためにとてつもなく重要な指標になるから、ぜひ覚えといてね!

要注意:手触りがよく、ふかふかして柔らかく頭が沈み込む枕

さて、この「首への負担」「寝返りを邪魔しない」2つの条件から考えて、最も多くの人が陥ってしまっているNG枕があります。

NG枕の典型例、ひとことでいえば、

手触りがよく、ふかふかして柔らかく頭が沈み込む枕

こういう枕は、初見での心地よいフィット感が高く、快適さを感じられますし、とても人気がありますので、多くの方が使っていると思います。
しかし実際には、残念ながら典型的なNG枕です。

具体的には、下の画像のようになる枕は要注意!

明らかに沈み込みが大きく、かつ枕が凹みっぱなしでなかなか元の形に戻らない状態です。
一瞬手で押しただけでこういう状態となると、一晩中重たい頭部を支えたら、枕は凹みっぱなしになるだろうなというのが想像できるかと思います。

補足

具体的な枕の種類でいうと、低反発(ウレタンフォーム)枕や、羽根枕などはこのような状態になりやすいので、要注意です。
これらの枕は、よっぽど何か工夫がされていないと、基本選んではいけない枕に分類されると思っていただいても過言ではありません。
「なんとなく羽根枕」「なんとなく低反発枕」これは完全に赤信号です。

なぜ、この手の柔らかく頭が沈み込む枕がNGなのか?これも、「首への負担」「寝返りを妨げない」の2条件から考えるとよくわかります。

頭が深く枕に沈み込んだ状態をイメージしてみてください。

変態感丸出しの仮面は無視して笑、首に注目してください。
首が反った状態
になりますね。

数分ならふかふかしてフィット感も得られて気持ちいいかもしれませんが、睡眠という何時間にも及ぶ行為の間ずっとその状態では、当然首への負担は避けられません。

また、あまりに頭が沈み込みすぎていると、枕が邪魔で寝返りが打ちにくいというのも容易に想像できますよね。
その状態では、寝返りのたびにいちいち体と頭を持ち上げないといけません。快眠とは真逆の方向に突き進んでいます。

もちろん、だからといっていきなり「硬めの枕を選んだ方がいい」とか、安易に結論付ける必要はありません。
ですが同時に、この手のふかふかで柔らかすぎる枕に安易に飛びつくのも、快眠を求めるならかなり危険だということを知っておいてくださいね。

アキ
私、もろにこういう柔らかくてふっかふかの枕選んでた……だって触ってて気持ちいいから……
しょうや
この手の枕は、数分寝転がってる分には確かに気持ちいい!だから売れるんだろうね…
けど、そういう第一印象と、睡眠での自分の体の健康は全く別!

「自分の好みで選ばない」まとめ

このように、単に自分の好みで枕を選んでしまうと、想像もしていなかった負担を体に与えてしまい、色んな体調不良や不眠を引き起こしてしまいます。

あなたの枕の好みは、十中八九「実際に眠りに入る前の感覚」で決まっていると思いますが、
実際の睡眠にとって良い枕と、そのような一時的な印象はまったく関係がないものだということです。

ちょっと言い方が厳しくなってしまうのですが、一時的なあなたの好き嫌いで枕を選んでも、体にいいことは何ひとつありません。これは断言できます。

……しかし、こんなことをいうと、きっと疑問に思われると思います。
「好みで選ばないんなら、何で選べばいいんだよ!?」と。

しかし、好み以外に枕を選ぶ正しい指針はきちんと存在します。

本当に枕選びで大事なことは、枕側の条件ではなく、あなたの体がどうなるかです。

【本当に大事なことは、「あなたの体がどうなるか」!

「硬い」「柔らかい」「高い」「低い」「素材が○○……」といった条件は、すべて「枕側の条件」です。
多くの方が枕を選ぶとき、こちらの[枕がどうか」という条件を気にして、つまり「枕を主語にして」枕選びを考えてしまいがちです。これが、「好みで選ぶ」という行為に直結します。

しかし、本当に枕選びで考えるべきは、枕側の条件ではなく、その枕によって「あなたの体がどうなるか」です。
枕選びは、「あなたの体を主語にして」考えるべきなんです。

だって、枕が硬かろうが低かろうが素材が何だろうが、結局それであなたが快適じゃなかったら意味ないですよね。逆に言えば、枕の条件が何だろうが、あなたが気持ちよく快適でいられれば、それでよくないでしょうか?

ですから実際のところ、枕の高さやら硬さやら素材やらを、自分で一生懸命考える必要はあんまりないとぼくは思っています。
そうではなく、「あなたの体にとって理想的な条件は何か?」を考えて、それを満たしてやれば、枕選びはそれで解決です。

そうすれば、選んだ枕は、結果的にあなたの体の条件を満たす高さ・硬さ・素材のものに、自然となっています。

ですから、ここから具体的な枕選びの条件を3つお話していくのですが、その中に枕の素材とか硬さとか、枕側の条件に関する話は出てきません。
「あなたの体がどうなれる枕がいいか」、つまり「あなたの体」を主語にした条件のみ、お話をしていきます。

しょうや
好みではなく、自分の体を基準に正しく選んだ枕は、最初は違和感があるかもだけど、朝起きたときの気分の良さは格別!
短期的な快適と長期的な健康、どっちとりますか?

アキ
柔らかくて気持ちいいのは捨てがたいけど……ホントに体調良くなるなら、そっちも気になる!

しょうや
じゃあもうちょっとだけ聞いてってもらえると嬉しい!めっちゃくちゃカンタンに説明するから!

理想の枕選びの条件①:首の後ろにすき間がない

さて、好みで選んではいけないという大前提をご理解いただいたところで、いよいよ本当に必要な枕選びの条件をお話ししていきます。

まず最初に考えるべきことは、これです。

理想の枕選びの条件①
枕を使ったとき、首の後ろにすき間がないこと

言い換えると、「選ぶべき枕は、首の下のすき間部分を埋めてくれてる枕」ということです。

この部分にムダなすき間があると、頭と肩の間で首だけ宙ぶらりん状態で、一晩中重力を受け続けることに……
このあとすぐに写真で説明しますが、とにかくこの負担は相当なものです。

しょうや
この首の下のすき間があるかないかで、首への負担が全然違ってきます!

「首の後ろにすき間がない」に反するNGパターン

まず最初に、「首の後ろにすき間ができてしまっている」パターンを見てみましょう。
写真で見るとわかりやすいのですが、たとえばこんな状態はNGです。

首の後ろにすき間ができてるのが、一発でお分かりいただけると思います。
写真の場合は、枕が高すぎるのが原因です。

こんな感じで、自分の体に対して枕の高さや硬さが合っていなかったりすると、首の後ろにすき間ができてしまいます。

先ほどお話した、頭と肩の間で首だけ宙ぶらりん状態で、一晩中重力を受け続ける」という意味が、お分かりいただけたでしょうか。
言わずもがな、こんな状態が一晩中続くのでは、首が休まるはずもありません。完全にアウトです。

「首の後ろにすき間がない」を満たすOKパターン

一方、首の後ろのすき間が埋まっているOKパターンは、このような状態です。

このように、すき間がしっかりと埋められていて、枕が首を支えてくれることが重要です。
これがしっかり満たされていると、首がリラックスして、力が全然入っていないフリーな状態になれます。

しょうや
もう一度言いますが、首は全身の神経の中枢部ともいえる場所!
ここに負担をかけないことが、全身の負担軽減に繋がります!

ちょっと補足:枕の正しい使い方

また、枕の選び方からは若干話がそれますが、「枕の正しい使い方」も、この観点から説明ができます。
具体的には、「枕に頭だけ乗せる」はNG。

このように、頭だけを乗せてしまうと、どうやったって首の後ろにすき間ができてしまいます。

本当は、下の写真のように、首の付け根から乗せないといけません。

多くの人が誤って、頭だけを枕に乗せてしまっていますが、これではどんな枕を選んだって首への負担は避けられません。
ここはぜひ気を付けたいところです。

「首の後ろにすき間がない」まとめ

結論をもう一度お伝えしますと、選ぶべき枕は「首の後ろのすき間を埋めてくれる枕」です。

枕が首後ろのすき間を埋めてくれていると、首への負担が格段に減ります。

寝姿勢は毎日の習慣なので、自分で意識しない限りは「首の下にすき間あるな…」とか、「首に負担かかってるな…」とか、自分ではなかなか気付けないもの。

しかし、ここを自分で改善できるかどうかが快眠の分かれ目です。
まずは、自分の首の後ろにすき間があるかどうかをチェック!

しょうや
首への負担は全身の負担。しかし、首がリラックスしてフリーな状態になると、簡単に寝れるし、変な肩こりとか頭痛もなくて、翌朝すこぶる快適です!

理想の枕選びの条件②:目線が真上~ちょい下

続いてお伝えしたい理想の枕選びの条件は、これです。

理想の枕選びの条件②
寝たときに目線が真上~ちょい下くらいになる

ここでいう目線とは、自分で目を動かしたりしない、自然な状態での目線のことです。

この状態で、真上からほんの僅か下の方に目線が向いているのが、正しい状態です。まっすぐ天井を向いているか、若干あごが引けているくらいの感覚です。
だいたい、足先がギリギリ視界の中に入るくらいが適正な目線です。

しょうや
この状態ができてると、首の角度が適正な範囲に収まります!
すると、首の負担を格段に減らせるし、寝返りが打ちにくい姿勢からも解放!

「目線が真上~ちょい下」に反するNGパターン

まずはNGパターンから見てみましょう。これを把握するのは簡単です。

「姿勢のいい立ち姿」をイメージしてみてください。
まっすぐに前を向いているか、わずかにあごを引いた状態が思い浮かびますよね。

このとき、妙にあごを上げていたり、やたらとあごを引いていたりしたら、姿勢が悪いというか、なんならちょっと変な人ですよね笑
大体、そんな姿勢をキープし続けるの、首が疲れて疲れてしょうがないんじゃないと思います。

ところが、「目線が真上~ちょい下」を満たさない枕を使っていると、変な人の姿勢のまんま寝てるのとおんなじ状態になっちゃいます。

こんなあからさまに変な仮面をつけた変態に言われたくはないかもしれませんが笑、それでもこれじゃ変な人の姿勢です。
こうしてみると、どう見てもダメな姿勢っぽいイメージが伝わるかとは思うのですが、いざ自分はとなるとどうでしょうか?

この状態に陥っている具体的な目安として、
自然な目線で、視界にはっきりと足首あたりが映っている、あるいは頭側の壁がしっかり見えているといった状態になっている
これは、「変な人の姿勢で寝ているNGサイン」です。

「足先が視界に…」と思っていると、つい意識的に目線を自分で動かしちゃうものですが、それはダメですよ!
あくまでも、自分からは目線を動かさない自然な状態での視界を確認してくださいね。一度目を閉じてリラックスして、それから目を開けるといい感じになります!
アキ
こんな状態で、首がリラックスできるか、寝返りがスムーズに打てるかっていうと…
しょうや
どう見ても無理そうだな……というのがお分かりいただけると思います!

「目線が真上~ちょい下」を満たすOKパターン

一方で、OKパターンはこんな感じです。

目線がきれいにまっすぐ真上か、ちょっとだけ下向きくらい。
さっきのNG例に比べて、とても自然な姿勢なのがわかると思います。

目安としては、ギリギリ足先が視界に入るくらいです。
足首から先を動かすと、視界の下の方で「足が動いてるのがギリギリわかるなー」というくらいのイメージがいいかと思います。

しょうや
これくらいの姿勢だと、首に不要な負担をかけず、また寝返りもスムーズに打てます!

「目線が真上~ちょい下」まとめ

もう一度繰り返しますが、選ぶべき枕は「目線が真上~ちょい下になる枕」です。

  • 寝転がったとき、自然な目の向きがまっすぐ上か、少しだけ下向きくらいで、結果的に足先が視界にギリギリ入っているくらいが理想。
  • 一方で、目線が下向きすぎで足先がしっかり見えていたり、後ろ向きになっていて頭の後ろ側の壁が見えているような状態はNG

これって結果的に、首の角度が適正かどうかという基準になります。

足先がしっかり見えていたら首は前に折れ曲がりすぎだし、後ろの壁がしっかり見えていたら後ろに反りすぎということ。
首に負担かかるわ寝返りは打てないわ呼吸は苦しいわで、いいことがひとつもありません。

しょうや
こんな悲惨な睡眠で不健康を助長しないように、目線の向きにも気を付けてみてくださいね!

理想の枕選びの条件③:寝返りがスムーズで、腰主導にならない

ここまで来たら、あと一息です。
最後の条件はコレ!

理想の枕選びの条件③
寝返りが腰主導でなく、全身スムーズに動く

…って、「腰主導でない」とかいきなりいわれても、ピンときませんよね。
すぐに動画(GIF画像)付きで説明しますから、わかりやすく理解できると思います。

アキ
寝返りのことなんて、自分じゃあんまり意識しないよね…
しょうや
そうだよね!実は今回の話は、自分では普通だと思ってた寝返りが、実はスムーズじゃないかも?っていうのをチェックする方法でもあります!

「寝返りが腰主導でなく、全身スムーズに動く」に反するNGパターン

あなたの寝返り、こんな感じで「腰から」先に動いてませんか?

これは、ぼくが合わない枕で試しに寝返りをしてみた画像です。
「腰が先に動いて、後から頭がついてくる」という状態がよくわかると思います。

このような「腰から打つ寝返り」、残念ながらリラックスできている寝返りとは言えません。

なぜかというと、このあとOKパターンで見るように、
人間の寝返りは、スムーズに打てれば全身が同時に動くはずだからです。

これをわざわざ腰から動かすということは、要するに、
骨盤という大きいパーツから先導させて、体全体を引っ張る形で一生懸命動かさないと、頭がついてきてくれないということ。
言い換えれば、枕がスムーズな寝返りを妨げているということです。

ちなみにこのような寝返りになりやすいのは、

  • 頭が沈み込む柔らかい枕
  • 表面形状が大きく凸凹している枕(ふたこぶのラクダみたいに大きな山が作られているものなど)

があげられます。

要するに、頭を乗せた結果、明らかに枕の表面が寝返りの障害物になりそうな構造のものは、大抵の場合アウトということです。

しょうや
寝返りなんて、わざわざ意識したことないですよね…けど、実はあなたの寝返りもこんな感じになってませんか?
アキ
これは自分じゃ気付けないかも…!今知っといてよかった!

「寝返りが腰主導でなく、全身スムーズに動く」を満たすOKパターン

今度はOKパターンを見てみます。

枕を変えただけですが、さっきと全然動きが違っていて、寝返りを打つときに全身が同時に動いてるのがわかりますよね。
少なくとも、明らかに腰から全身を引っ張り上げるような寝返りにはなっておらず、とてもスムーズに動けています。

これは、枕が寝返りを邪魔しないため、いちいち骨盤から体全体を引っ張らなくても、小さな力で頭から腰まで全身がスムーズに動いているということです。

アキ
枕ひとつで寝返りのスムーズさがまるで違うというのは、多くの人の盲点になんじゃないかな?
しょうや
ホントに枕によってびっくりするくらい変わるから、一度試してみると面白いですよ!

「寝返りが腰主導でなく、全身スムーズに動く」まとめ

そんなわけで、選ぶ枕は「寝返りが腰主導にならず、全身スムーズに動く枕」ということがお分かりいただけたでしょうか。

おそらく大半の方が、「枕で寝返りが変わる」というのは、考えたことがないと思います。
「寝返りは全身の運動であって、枕は頭だけ乗せるものなんだから、大して関係ないでしょ?マットレスとかの問題なんじゃないの?」と。

しかし、現実にはこんな感じで、枕変えるだけで、寝返りの動きが全然変わっちゃいます。
「寝返りが腰からになってしまう枕」は、NGですよ!

アキ
一晩20回以上も打つ寝返りのたびに、いちいち力んで快眠を手放しちゃうのはもったいなさすぎ…!
しょうや
そんなことにならないように、全身が同時にスムーズに動くような枕を選びましょうね!

 

理想の枕選びのための1+3条件まとめ

最後に、理想的な枕の選び方をもう一度まとめますね。

まず、大事なことは「首に負担をかけない」「寝返りがスムーズに打てる」ことでした。
これを踏まえて浮かび上がってくるのが、この1+3ポイントです。

理想の枕選びの条件1+3ポイント

大前提:自分の好みで選ばない!

↓そのうえでの3条件↓

  1. 首の後ろにすき間がない
  2. 寝転がったとき、目線が真上~ちょい下になる
  3. 寝返りが腰主導でなく、全身スムーズに動く

もちろん、本当に細かいことを言えば、キリがありません。
適正な高さがナントカ、適正な硬さがナントカ、望ましい素材はナントカ、理想の寝姿勢がナントカ……しかし、これではわけが分からなくなってしまうのも、当然といえます。

しかし、この条件は、「どんな枕が良い・悪い」という枕側の基準ではなく、すべて「あなたの体がどうなるか」を基準にしたものです。

ですから、この条件であれば、比較的すぐに試せるのではないでしょうか。自分で枕を選ぼうと思ったら、現実的にはこれくらいの条件が実際に使えるラインだと思います。

この1+3条件を満たせば、自然と適切な高さ・硬さ・素材の枕を選ぶことができ、あなたの快眠に大きく貢献してくれるはずです。
そうすれば、あなたの睡眠や毎日の快適感は、全く違ったものになるはずです。

アキ
これだけだったら、確かにすぐ試せそう!
しょうや
一度理想の枕に出会うと、本当に快適です。毎日の睡眠が楽しみで、病みつきになりますよ!
かつてのぼくみたいに、テキトーに枕を選んで苦しい思いをしないでくださいね…!
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この選び方のポイントをすべて満たすことができる枕を選んで紹介しています。

最強の枕ランキングBEST3

ちなみに、今回枕選びの条件の中でOK例として使った写真は、全部この枕を使って撮ったものですので、参考までにどうぞ。

⇒ 今回の枕選びでOK例として使った枕の詳細なレビュー記事

 

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  • その正体:普段は普通のデスクワーカー、しかし裏では枕を愛し枕に命を懸けた枕の変態として活躍中
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